dream mach


『2006年お笑いドリームマッチ』終了後のことだった。
控え室で諒は淳に壁際に押さえ込まれ身動きのできない状態だった。
「なんで宮迫さんとキスしてんだよ。」
淳はかなり怒っているようだ。
「ネタだよ!そんなに怒ることないだろ!!仕事なんだから。」
諒は後ろめたいことなんかなかったが顔を逸らして言った。
「断ればいいだろ!何で断らなかったんだよ。」
「宮迫さんにネタ全部考えてもらってるのに、断れるわけないだろ。」
三時間の間諒はずっとタバコを吸うばかりであった。
しかも三箱も吸っている。
その間貧乏揺すりも止まらず、宮迫がネタを作るのをただ待つだけであった。
「そーかよ・・・。じゃあ、これもネタ合わせで仕事のうちだから我慢してろ。」
そう言って諒が何か言う前に淳は諒の唇を自分のそれで塞いだ。
「ん・・・あ・・・つし。」
隙間から諒の声が漏れる。
「やめ・・・。」
「お前の唇が柔らかいってのは知ってんだよ。」
番組中に宮迫が諒の唇が柔らかいと言った言葉が淳の脳裏に思い出され、嫉妬に駆られる。
淳は唇を離すと左手で諒の顎を掴み、親指で下唇をなぞった。
柔らかく、それでいて弾力のある唇に誘惑される。
そのまま大きく口を開かせ、貪るように再び諒の唇に食らいついた。
思う存分諒の唇を味わった後、名残惜しそうに唇を離して淳は言った。
「今度また男にキスされたら、一回ごとに俺ともキス・・・な。」
腰砕けの状態で崩れ落ちた諒をその場に残して淳は控え室を後にした。



END
年始に合った番組を見て突発的に書いたものです☆淳×諒推奨です。
コンビを変えての漫才なんて珍しい!と思っていたら、宮迫と諒がキスしているのを見て
うわぁ・・淳が嫉妬するんじゃないの?なんて馬鹿なことを思って「これは書きたい!!」
と欲望のままに書いてしまいました☆ほんとに腐っててスイマセン(汗)
それとかなり短くてスイマセン。文才ないのは相変わらずなので
暖かく見守ってくださると嬉しいですvvv
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06'4/23